“鐙摺“? なんて読むんだ?
葉山マリーナ至近の漁港で、朝一なども行っている、鐙摺漁港。
読み方は、あぶづり漁港
鐙摺?
と思い、ちょっと調べてみるとなんと奥深いことでしょう!!!
1177年、源頼朝が訪れた際、鐙(あぶみ)を摺ったことで、鐙摺と名付けられていました。
当時、頼朝は伊豆へ配流中の時、
軍見用の高台として、場所探しをしていたそうです。
その時、小高くなっているこの鐙摺漁港のそばの立地を選ばれました。
その丘に登る際、非常に狭い道幅に突き出た岩に、鐙を摺っていました。
その丘への入り口は、日々ここ葉山で仕事をしている自分でも見落としそうな、目立たぬところにあります。
『鐙摺城址』
そこは鐙摺城址とされ、今でも残っていました。
今の時期ですと、力強く緑が茂っています。
この階段を登り、進んでいくとありました!
鐙を摺りそうな細い道。
馬どころか、人ひとり通るのもなかなか簡単ではないです。
足元を見ながら慎重に進んでいきます。
心の中では、見学に来る時期を間違えた。。。と若干の後悔もありましたが、突き進みます!
ジグザグジグザグ進んでいき、頂上が見えてきます。
軍見用の丘ですから、きっと素敵な眺望だろうと期待を胸に、一気に登りきります。
遠くに江の島も見えます。
冬の時期など空気が澄んでる時期は富士山もくっきり見えることでしょう(^^)
頂上は広々しています。
出陣の際にここで旗を沢山立てことからも、別名『旗立山』とも言います。
葉山にも知らない歴史がまだまだあります。
今度もたくさん調べて、皆さんにご報告します(^-^)ゞ